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カクヨムで小説描いて、nanaで歌ってる人のブログ

自宅待機中に読んで欲しい本三選

 新型コロナウイルス対策として課せられた、外出自粛。度重なる様々な物事の延期の中、増えた空き時間に家ですることと言えばゲームか読書でしょう。そこで今回は私がお勧めする小説・ラノベをご紹介していきたいと思います。

 

  • 君死にたもう流星群

 私が読み始めたきっかけはイラストが珈琲貴族先生だったという事なのですが、ラノベだと思って読んでみたらビックリ。この本はライトノベルの皮を被った本格SF小説だったのです。いや、SF小説と言う一言でこの作品のジャンルは言い表せないな…うん、是非読んでみて欲しい。

 裏のあらすじなんて読まずにまずは1巻から!…ってのがお勧めだけど、この間私が作らせて頂いたMAD動画(以下)を見ても良いかも。

 現在第5巻まで発売中だ。

君死にたもう流星群 (MF文庫J)

君死にたもう流星群 (MF文庫J)

 

 

 男子が読んでも面白い恋愛小説ランキング1位(私調べ)。『地味系眼鏡男子と派手系ギャルのすれ違いラブストーリー』とあらすじには書いてあるが、これじゃ足りない。地味系眼鏡男子と派手系ギャルのすれ違いにすれ違い、さらにすれ違うラブラブストーリーが正しい。

 前巻を買った理由はやっぱりイラストレーター U35さんの力だったりするのだが、この買い方が間違いだった。前巻を読み終わった日は月9の最終回の前の回の終わりと同じ思いをした。「そこで終わりかよ」と思いつつうんうん唸ったものだ。

 だから是非、前後巻の同時購入をお勧めする

 

 去年映画化もした小説だが、映画もあれはあれで良かった。

 伊坂先生にしては珍しいほっこりが前面に押しでた小説であり、伊坂ワールドの準レギュラー登場人物たちも出てこない(多分)。

 一応は短編小説集の様な形をとっているが、それぞれが一つの世界の中で起きている事だとわかるようになっている。

 読めば温かな気持ちになれる事間違いなし。

アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫)

アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫)

 

 

 そんなこんなで紹介した3冊だが、現在は外出自粛を呼びかけられている訳だから、本屋に買いに行く事はしたく無いだろう。

 是非是非、Kindle版などの電子書籍を買うことをお勧めする。

 今は配達も届くのが遅れたり、箱等へのウイルス付着の危険もあるからそちらを強くお勧めするが、出来ればコロナウイルス収束後、気に入った本は書店で買って頂きたい。

 その行為はきっと本屋さんのためにもなるだろう。